AI活用

生成AIと“うまく付き合う”ための注意点

こんにちは、まきまるです。

前回の記事では「生成AIってなに?」をテーマに、ChatGPTや画像生成AIの基本をお届けしました。

でも、便利な一方で、

「間違ったことを言ってくるって聞いた…」
「勝手に使っていいものなのかな?」

そんな不安もあるかと思います。

そこで今回は、初心者が安心して生成AIと付き合うための「注意点」を、やさしく丁寧にお伝えします。

この記事でわかること
  • AIを使うときに気をつけたい5つのこと
  • 間違った情報を見抜くには?
  • 「人が使うから意味がある」という本質

AIって完璧じゃないの?

りん
りん
ねぇまきまる、AIってなんでも知ってるんでしょ?
まきまる
まきまる
うーん…それがね、実は“完璧”ではないんだ
人とAI
AIだって完璧じゃない

初心者が気をつけたい5つのポイント

① 情報の“正しさ”は常に確認しよう

生成AIはときどき「それっぽいけどウソ」を言います。たとえば「○○は2023年に終了しました」と言っても、事実ではないことも…。

注意ポイント

AIが自信満々でも、必ず公式サイトや信頼できる情報源と照らし合わせるクセをつけましょう。

② 著作権・ルールを知らずに使うとNGになることも

生成AIが作った画像や文章は、使い方によっては著作権の問題に関わることもあります。

ケース 注意点
他人の名前を勝手に使って画像を生成 プライバシー侵害になる可能性
商用利用する予定なのに使用条件を見ていない 利用規約違反になることも
補足

商用利用する場合は、ツールごとの利用規約を読むのが基本です。

Google
(例)CAVITAIのとあるモデルの利用ルール
日本語訳

✅ 作成者のクレジット(表記)なしでモデルを使用する
✅ 生成した画像を販売する
❌ 収益を得るサービス上でこのモデルを使用すること
✅ Civitai で使用する
✅ このモデルを使用したマージ(統合モデル)を共有する
❌ このモデルまたはそれを使ったマージを販売すること
❌ マージモデルを共有する際に異なる利用許可を設定すること

Stable Diffusionなどの生成AIモデルは、Civitaiのようなサイトで数多く公開されています。ただし、すべてのモデルが自由に商用利用できるわけではありません

たとえば、画像のように「収益目的のサービスでは使用不可」「マージモデルの販売禁止」など、利用ルールが細かく定められている場合もあります。

✅ 画像を販売できるモデルか?
✅ 商用サービスで使えるか?
✅ マージしても共有・販売できるか?

こうしたポイントをしっかり確認してから使えば、安心して活用できます。
知らずにルール違反してしまう前に、一度ライセンスをチェックしておきましょう!

詳しくはこちらをご参照ください:

③ AIの文章=あなたの意見ではないことに注意

たとえばブログ記事を書いたときに、「AIが書いたままの内容を投稿」してしまうと…

読者:「これって本当に自分の意見なの?」
SEO評価:「他のサイトと似てるな…オリジナリティがないかも」

という評価につながる可能性も。

だからこそ、「AIの回答を“たたき台”にして、自分の考えで整える」ことが大切です。

④ 情報の“鮮度”が古いこともある

たとえばChatGPT(無料版)では2021〜2023年頃の情報を元に学習しているため、

  • ✘ 最新のニュースや出来事は知らない
  • ✘ 最近リリースされたサービスは反映されていない
アドバイス

必要に応じて「最新情報はGoogleなどで検索」して補うと安心!

Google
鵜呑みにせずに自分でも調べよう

⑤ AIはツールであって、“答えそのもの”ではない

AIはとても便利な“道具”ですが、使い方を間違えると誤解やトラブルの元になることも。

大切なのは、AIを「一緒に考えてくれるパートナー」として使う姿勢です。

生成AI初心者が“失敗しない”ためのコツ

コツ 内容
まずは「遊ぶように使ってみる」 正解を求めすぎないこと
少しずつ“使える場面”を増やす メモ、文章、アイデア出しなどから
できること / できないことを知る 強み・弱みを把握しておくと安心

まとめ|AIと“うまく付き合う”ために

まきまる
まきまる
AIはすごいけど、やっぱり“使う人の考え方”がカギなんだ
りん
りん
AI任せにしすぎず、うまく付き合えば心強い味方になるってことだね!
まきまる
まきまる
そうそう。“AIに任せる”んじゃなくて、“AIと一緒に考える”時代なんだよ

🔗 次回予告:
「AIを使って副業に挑戦!初心者におすすめの始め方ガイド」をお届け予定です!